2016年8月31日水曜日

大阪市パノラマ地図検定解説編(2-4)

大正13年発行の「大阪市パノラマ地図」から出題した、大阪市パノラマ地図検定の解説編です。

(第2回 第4問)
下の地図は大阪市パノラマ地図のある部分を拡大したものです。
A 地図の中心の赤丸印の場所には当時何があったでしょうか?(建物名、橋名など)
B 現在はどうなっているでしょうか?
C 江戸時代天保年間には何があったでしょうか?
D 府庁はここへ移転する前はどこにあったでしょうか?

  配点は、A、Dは各2点、B、Cは各3点とします。

解答と解説
A 二代目大阪府庁
B 中之島リバーサイドハイツ、マンション「阿波座ライズタワーズ」など
C 大坂三郷北組江ノ子島西ノ町の町屋
D 初代大阪府庁舎は本町橋東詰の大坂西町奉行所跡にありました。明治7(1874)年7月に、西大組江之子島上之町(現・西区江之子島2丁目)に二代目庁舎が完成し移転しました。江之子島移転後は大阪府立博物場、大阪府立商品陳列所などを経て、現在はマイドームおおさかなどになっています。


 江之子島の府庁舎の正面が西にあった川口居留地の方向であり、東側に背を向けていたため、市民からは皮肉を込めて、「江之子島政府」と呼ばれていたそうです。

 大正15(1926)年11月に、東区大手前之町(現・中央区大手前2丁目)に三代目庁舎(現在の府庁舎本館)が完成し移転しました。大手前移転後は工業奨励館・後の産業技術総合研究所として使用されました。戦災で庁舎が焼失。現在の大阪府庁舎正面玄関内には旧庁舎の模型が展示されています。現在はマンション「阿波座ライズタワーズ」などとなっています。

浪華名所獨案内の江之子島付近(東が上)
天保新改攝州大阪全圖(天保8年発行)の江之子島付近(北が上)
明治42年、昭和7年、昭和30年の地形図と最近の航空写真の江之子島付近(今昔マップ3)
第2回第5問はこちらからどうぞ。≫ http://sumai-osaka.blogspot.jp/2016/09/blog-post.html
第2回第1問はこちらからどうぞ。≫ http://sumai-osaka.blogspot.jp/2016/08/blog-post_10.html
第1回第1問はこちらからどうぞ。≫ http://sumai-osaka.blogspot.jp/2016/06/blog-post_1.html

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