2016年7月13日水曜日

大阪市パノラマ地図検定解説編(1-7)

大阪市パノラマ地図検定の解説編です。

(第1回 第7問)
下の地図は大阪市パノラマ地図のある部分を拡大したものです。
A 地図の中心の赤丸印の場所は当時何があったでしょうか?(建物名、橋名など)
B 現在はどうなっているでしょうか?
C 江戸時代の天保年間には何があったでしょうか?
D この地図について、自由にコメントしてください。


※Dの自由なコメントが浮かばない方は、下記のヒントにお答えください。
 タンクの左の川は現在どうなっているでしょうか?

 配点は、A、Dは各2点、B、Cは各3点とします。


解答と解説
A 大阪瓦斯会社(大阪ガス岩崎町工場)

B 大阪ドームシティおよびドームシティーガスビル
C 九条村に属する寺嶋田地、岩崎新田
D 大阪ガスの発祥の地でここから大阪市内(3200戸余)へガス供給を開始したのは、
  1905年(明治38年)。
  発電所との間の川は尻無川で、現在は埋め立てられ、その上に大阪ドームシティが建っています。
  この川を挟んで東西に瓦斯と電気の発祥の地があり、大阪の近代産業のルーツとなっている点は
  興味深いです。


浪華名所獨案内の九条付近(上が東)
天保新改攝州大阪全圖の九条付近(上が北)
明治42年、昭和30年、昭和42年地形図と地理院地図に見る千代崎付近(今昔マップ3)

 大阪ガスさんのHPによると、設立は、明治30(1897)年4月10日、資本金35万円をもって大阪市西区に設立。明治38(1905)年10月19日、ガスの供給を開始。お客さま数は3,351戸。
 創業の地・大阪市西区には記念碑が建立されており、また京セラドーム大阪そばにドームシティーガスビルが建設されています。

 「発祥の地コレクション」によると、大阪市西区千代崎3丁目の地下鉄長堀鶴見緑地線・大阪ドーム千代崎駅の南100m、大阪ドームのメインエントランスに通じる通路の角に自然石に「大阪ガス発祥の地」と刻まれた記念碑が建つ。ここは 都市ガスを大阪市内に初めて供給した 大阪ガス発祥の地。
 1997(平成9)年にオープンした“大阪ドーム”は, 都市ガスの天然ガス化の流れの中で, 余剰となったガス工場(岩崎町工場)の土地を転用して造られた。


 碑文には、大阪ガス発祥の地 明治38年(1905年)10月19日 この地に建設された「岩崎町工場」から大阪市内の3200戸余のお客さまに初めてガスの 供給が開始された。この当社発祥の地が今や大阪の文化 情報の発信拠点として大きく生まれ変わることを記念しこの石碑を建立する。平成9年3月 大阪ガス株式会社 とあります。

 大阪くらしの今昔館8階の近代のフロアに、大阪市パノラマ地図を拡大して床面に展示してい ますので、じっくりとご確認ください。

 大阪市パノラマ地図についてはこちらをどうぞ。
http://sumai-osaka.blogspot.jp/2015/08/blog-post_29.html

第1問はこちらからどうぞ。≫ http://sumai-osaka.blogspot.jp/2016/06/blog-post_1.html
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